ハコミ創始者であるロン・クルツ博士が亡くなられました。

年頭早々より、とても辛く悲しいお知らせをしなければなりません…。 1月4日、ハコミの生みの親であるロン・クルツ博士が、亡くなられました。 アメリカからの連絡によると、突然の激しい心臓発作だったようで、 おそらくひどく苦しむことはなく、旅立たれたのだろうと思われます。 7月にも発作があったことは伺っていましたので、心配してはいたのですが、 JHENという新しい組織がスタートした矢先の悲報に、言葉を失いました。 1993年にサンフランシスコで初めてロンさんにお目にかかってから、今まで いろいろな意味でお世話になり、本当にたくさんの思い出があります。 1月2日には、JHENのスタートに際して、ロンさんから日本の皆さん へのメッセージをいただいていました。それが、ロンさんとの最後の やりとりとなりました。そこにはこう書かれていました…。

It is my hope that, with the new organization, a new harmony will exist between the teachers and trainers of JHEN... For now, let me wish all of you peace and harmony in your lives, your work and your studies. I will be a part of HEN and I hope to be part of your development as Hakomi Therapists.
【日本語訳】 私は、新しい組織と共に、新しい調和がJHENのトレーナーと ティーチャーたちの間に生まれることを、願っています。(中略) さしあたって、皆さんの生活・仕事・学びに、 平和と調和がもたらされるよう祈っています。 私はHENの一員であり、私自身も今後の皆さんの ハコミセラピストとしての成長の 一助であり続けたいと望んでいます。

 

「私自身も今後の皆さんのハコミセラピストとしての成長の一助で…」 という最後の一文を改めて読み返したとき、また涙がこぼれてきました。 本当に、もっともっとたくさんのことを教えてほしかった…。 今だにショックを引きずったままではありますが、ロンさんの冥福を心より お祈りすると共に、ロンの意志を継ぎ、今後も日本にハコミを広く紹介し、 根づかせていくための努力を続けていくという強い思いを新たにもしています。 それが、今からでもできる唯一の恩返しなのだと信じて、前に進んでいこう と思っています。

なお、ロンさんが代表を務めていたHENについては、ロンが遺してくれた「洗練されたハコミ」を伝えていく活動を今後も続けていくことになります。3月にはカナダで大きな国際会議が開かれます。そこで、世界中のHEN メンバーが集い、ロンの意志を継いで、今後どのような活動を展開していく のかについて検討することになっています(日本からも、私を含めて何名かが 参加します)。
ロンさんの深い慈愛、飽くなき好奇心、創造力やユーモアなどに思いを はせながら、またロンさんの存在そのものを私なりに感じ直しながら、 改めてロンさんのご冥福を深く深くお祈りいたしたいと思います…(合掌)。


  2011年1月6日
    JHEN運営委員会 代表 ハコミ公認トレーナー 高野 雅司